Mieleドイツ本社/工場見学＆IFA2018視察研修へ②

Mieleドイツ本社＆ミュージアムへ到着！

ビルトイン家電のトップブランドとして、日本でも知名度が高いのがMiele(ミーレ)。

ミーレは、1899年の創業以来、「lmmer besser（常により良いものを）」をモットーに、

変わる事のない品質第一主義を貫いています。

ランドリー機器、食器洗い機、調理機器、掃除機、といった家電製品を

"20年間の使用"を想定したテストを行う唯一のメーカーです。

洗練されたデザイン、卓越した品質、優れた耐久性と利便性を備えたミーレは、

環境への関心が高く、本物を見分ける確かな目を持った人々から圧倒的な支持を得ています。

親子3代Mieleで働いておられるトーマス氏。

分厚いカタログより、分厚い社史より、雄弁にMieleとは何かを語っていただきました。

Miele社の歴史や工場案内、ドイツの歴史・文化のガイドなど、

初日のお出迎えから最後のお見送りまで、大変お世話になりました。

いよいよ、本社ショールームへ。

巨大なスペースには、機種別に分かれたショールームが展開されています。
最新のランドリー機器がずらりと並んでいます。日本では未発売ですが、Mieleのアイロンキットはインパクトがあります。
スタンド部に水タンクを内蔵し、強力なスチームが魅力。コンパクトに収納可能です。キッチンキャビネットにビルトインできる冷凍冷蔵庫。
ヨーロッパでは”キッチンは家具”と認識されています。冷蔵庫やオーブンはビルトインで壁面に組み込み、空間全体を統一するのが主流です。ドイツ本国では、サイクロン方式の掃除機が販売されています。
サイクロンシステムを開発したのはダイソンですが、その大きな欠点であるゴミ捨ての部分の改良を行ったMieleサイクロン掃除機。
吸引したゴミを二分する方法を実現。ダストボックスに溜まる重いゴミと、そうではない軽いゴミです。重いゴミは、現在のサイクロン方式のダストボックス方式を採用しています。
※日本発売未定最も注目なのは、画期的な調理法を搭載した「ダイアログ・オーブン」。
"ダイアログ＝対話"。個々の食材と対話しながら、一番美味しい形で仕上げられるオーブンという意味です。
この普通でないオーブンレンジには「電磁波」が使われています。一般的な電子レンジでも電磁波は使用するものの、幅広い周波数を食材に応じて使い分けられる点が異なります。
食材が持つ水分ではなく、食材そのものにエネルギーを送り込み、食材そのものが発熱、自らを加熱調理する方式なのです。
しかも、エネルギーを吸収するのは食材のみで、載せているトレイやそれ以外のものにエネルギーは使われません。
そして超省エネと時短に繋がります。ミーレによると、子豚の丸焼きは通常のオーブンの場合で7～8時間焼き続ける必要があるが、ダイアログ・オーブンなら2時間ほどで焼き上がるとのこと。
70％近い省エネが可能だという、凄まじい実力のオーブンなのです。次回は、Mieleミュージアム＆工場見学へ続きます。

ミーレ･ショップ宮崎のPLEJOURは、
「南九州唯一のMiele正規販売店」です。

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