朝6時17分ホテルから外を見ると雲ひとつない青空、絶好の「立山黒部アルペンルート」日和です!早々に朝食を食べてタクシーで電鉄富山駅に向かいました。
地鉄駅ビル「エスタ」の1階に電鉄富山駅があります。「ESTA」という名称はスペイン語の「駅」を意味するそうです。2、3階がショップで4階がレストラン街、5階から11階までが富山地鉄ホテルとなっていました。
富山地方鉄道の列車のほとんどがここを起点としているため朝晩はローカル私鉄には珍しく、ひっきりなしに電車の発着が見られました。
起点となる富山駅ホームには地鉄のヘッドマークの種類がたくさん展示してありました!
電鉄富山駅を7時52分発⇒立山駅までは1時間9分の乗車。■富山地方鉄道・立山線
車内は外国人が何人も乗っていて沢山の言語が入り混じってました。
富山平野ののどかな田園風景を各駅停車で立山駅に向かって走ります。遠くに今から向かう日本一の山岳観光ルートの立山連峰が見えます。
ローカル線だけあって自転車もOKとは…(@_@;)
雪解け水の常願寺川を通過(千垣駅~有峰口駅)
立山黒部アルペンルート、富山側の起点の立山駅に到着。
事前にWEBきっぷを予約していたので混合うこともなくきっぷを受取れました。(立山駅→扇沢、2人¥16,580)
■立山ケーブルカー
立山駅と美女平駅間1.3km、標高差およそ500m、最大29度の急斜面を7分かけて一気にのぼり、低山帯の森林から山地帯の森林への変化がダイナミックに車窓に展開します。
定員 120名も乗れます。
途中、車窓から柱状節理という細長いごつごつした岩肌を見ることができました。
■高原バス(美女平~室堂・標高2.450m)
「雪の大谷」で有名な室堂まで標高差1500mの高原を走ります。
350mの高さを一気に落下する落差日本一の「称名滝」
「森の巨人たち百選」に選ばれている、幹周940cm樹高21mの巨木「立山杉」。バスの車窓からでも、その存在感は圧倒的だ。
標高が上がるほどに残雪が見えて来ました。全員着席制なので快適に車窓からの風景が楽しめます!
車内では見どころ解説のビデオが流れています。
室堂のレストラン立山で昼食はアルプスカレーを注文。地元富山県産コシヒカリ米と豚肉を使ったカツカレー(¥1600)です。隣のおじさんが、高け~なぁと一言。他に食べる所がないのでしかたなく・・・(苦笑)
■立山トンネルトロリーバス(室堂~大観峰)
1996年にそれまでのディーゼルバスからトロリーバス化され、日本では最高所の2.450mの所を3.7Km10分かけて走ります。
大観峰の展望台からは眼下にエメラルドグリーンの黒部湖が見えます。
■立山ロープウェイ・大観峰(2316m)~黒部平(1828m)
急斜面の岩場にある大観峰駅と黒部平間の標高差500mを7分で結ぶ80人乗りで、日本最長の1.7kmを支柱無しのワンスパーンロープウェイです。
■黒部ケーブルカー(黒部平~黒部湖)標高差400mを下ります。
日本ではここだけにしかない「全線地下式」のケーブルカー。自然景観保護と豪雪による被害防止のためだそうです。
■黒部湖で下車。黒部ダムの堰堤上を徒歩で15分程歩いたら黒部ダム乗り場に着きます。
黒部ダムは高さ186mを誇る日本最大級のダムで、7年の歳月と延べ1,000万人の努力により、昭和38年に完成した日本最大のアーチ式ダムです。その建設は世紀の大事業として語り継がれ、中でも破砕帯との格闘は石原裕次郎主演の映画『黒部の太陽』に描かれたことでも有名です。
展望台からの眺めは圧巻、残念ながら本格的に(観光)放水が始まるのは6月20日ころからでした。
最後のアルペンルートの乗り物「関電トンネルトロリーバス」の黒部ダム乗り場までヒンヤリしたトンネルを移動します。
■関電トンネルトロリーバス(黒部ダム駅から扇沢駅)
全長6.1kmを16分で結ぶこのバスの特徴は二本のポールで架線から電気を得て走る無公害バス、夏でも気温は10℃前後という涼しさのトンネルを富山県と長野県の県境を越え、扇沢に着きます。そこからはJR信濃大町駅まで路線バスで35分。
手ぶらでアルペンルートを楽しめるよう. 富山市のホテルで預けてた旅行バックをJR信濃大町駅横のアルプスロマン館で受け取りました。(アルペンポーターサービス1個1,300円)
信濃大町駅15時5分発・特急「あずさ26号」に乗車。終点の新宿駅までは3時間31分
■大糸線・篠ノ井線・中央本線
18時36分やっと新宿駅に到着。チョッピリ歩き疲れたので、早めの就寝でした・・・
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