
ミーレ、ガゲナウ、アリアフィーナ等、ヨーロッパ式のレンジフードはいろいろあります。その魅力はやはり、優れたデザインでしょう。また、シロッコファンを搭載する事による強力な排気性能も魅力です。でも一番の魅力はグリスフィルターです。

レンジフードはコンロ周辺から出る調理中の油煙や臭いを排気します。でもそのまま排気をするとレンジフード内部は油でベトベトです。また屋外の排気口周辺部も同様にベトベトになります。そこでファンの手前にグリスフィルターを設けて、油煙から油分(グリス)を除去し、なるべくきれいな空気を排気するようにしています。
でも、数ヶ月使うとフィルターがあってもレンジフード内部が油でベトベトになっているのが普通です。年に一度の大掃除の時「お父さんが換気扇の固まった油汚れと格闘させられる」なんてこともよくあります。グリスフィルターできちんと油分(グリス)が除去しきれていないため、フィルターを通過した油汚れが内部に付着してしまったわけです。一般的なレンジフードのフィルターはアルミのプレートにパンチ穴を開けた構造です。このタイプは空気の通りが良いので排気性能は高いのですが、それだけ油分(グリス)も通過しやすくなります。

グリス除去性能の高いフィルター
ヨーロッパ式のレンジフードは一般的な日本製に比べて、とてもフィルターの目が細かいんです。ミーレのレンジフードに搭載されているメタルタイプのグリスフィルターはメッシュが5層に重ねられており、グリス除去率は80%以上です。これくらいになると、レンジフード内部はほとんど油汚れが付着しません。定期的にフィルターのみをお掃除すれば、レンジフード内部は掃除をしなくて良いわけです。年末大掃除の時も、よけいな手間がかかりません。
※簡単に取りはずして洗えます。

そうは言っても、レンジフードフィルターをタワシ等で掃除するのはすごく大変です。そこで登場するのが、食器洗機。フィルターを放り込んでスイッチを押せば、自動的にきれいになります。つけ置きしたり、タワシでゴシゴシこする必要はありません。
2週間に一度はフィルター掃除
フィルターのグリス除去性能が高いという事は、油汚れがフィルターに集中し、短期間で汚れがたまってしまいます。食器洗機で洗えば簡単ですから、2週間に一度くらいの頻度でお掃除しましょう。きれいなフィルターはとても気持ちの良いものです。
使い捨てフィルターを貼付けないで
フィルター掃除が面倒だからという理由で、フィルター表面に白い不織布(または紙)で出来た「使い捨てフィルター」を貼付けている方をお見かけします。はがして捨てるだけなので楽なのですが、これはダメです。排気性能が悪くなりますから、本来フィルターでキャッチ出来る油分が、レンジフード周辺の壁やキャビネットに付着してしまいます。結局はお掃除の手間が増えるわけです。
フィルターの優れたMiele(ミーレ)レンジフードなら、こまめなフィルターのお手入れでコンロ周りをいつもきれいにしておく事ができますよ。


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by plejour
| 2013-09-03 21:35
| Miele (ミーレ)
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